IoT化・技術革新、これからの時代を支えるクリーンエネルギー事業&インフラネットワーク事業|ケイエスベクトー株式会社|電子機器業界に適応したソフト、ハード、ファームウェア、ネットワークソリューション設計・構築、製品加工を提供|KSVector Co.,ltd
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ベトナム・ホーチミンの大気汚染


この度、初コラムを書くことになりました
KSV商品化企画の鈴木(Y)です。

日々の生活の中で気になる環境問題や
クリーンエネルギーについての情報や疑問点などを
この場を借りて皆さまとシェアしていけたらと思っております。
これからどうぞよろしくお願い致します。


今年の1月に、人生初めてのベトナム、ホーチミンシティ(HCMC)へ出張する機会を頂きました。
HCMCはベトナム最大の経済都市で、フランス統治時代の香りが残る建造物を多く残しつつ近代的な高層ビルが林立し
道沿には商店や屋台が軒をならべ、人々の活気に満ちています。その傍らでは雄大なるメコン河が滔々と流れ
ゆったりとした時空間が同時進行しています。そんな多様性溢れる魅力的な街がHCMCです。

HCMCに到着して何よりも目を奪われたのが、バイクに乗る人々の多さです。そのほとんどは原付バイクで、市民の足代わりとして活躍しています。バイク一台に一家三人、時には四人もノーヘルで乗っているのでした(半分は子供たちですが)。歩道をバイクが走るのは当たり前!とにかくどの道を見ても蟻の大群のようなバイクで溢れています。

信号の数も日本に比べずっと少なく、みんな独自のルールで運転しています。それは完全なるカオスそのものです。横断歩道や信号はあってないようなもので、歩行者がいても突進してきます。私のようなHCMC初心者にとって、道を渡ることは、毎回心拍数のあがる命がけの行為となりました。交通事故率が高いのもうなずけます。

そんな無数のバイクと共に気になったのが大気汚染です。
バイクに乗る人々のほとんどが厚手のマスクを着け運転しています。
空にはいつも靄がかかり、中心部は特に塵や排気ガスの臭いがし

私もセブンイレブンに駆け込み思わず超立体マスクを何よりも先に購入してしまいました。 ベトナム情報サイトPOSTEの記事(2018/1/4)によるとHCMCでは頻繁にスモッグが現れ、地元の大気汚染がかなりの高レベルであると専門家によって指摘されています。

ベトナム国立大学の環境・天然資源研究所の大気汚染と気候変動部門責任者であるHo Quoc Bang氏によると、都市の大気汚染の主たる原因には、交通・建設・産業活動の三つの要素があり、中でも、交通活動は、総一酸化炭素排出量と他の多くの有害物質の約85%を排出しているとのことです。

また、大気汚染は世界的に見ても早死を引き起こす原因の第4位に当たるそうで、ベトナムでは大気汚染による慢性閉塞性肺疾患に罹る人々が毎年約150万人に上ると報告されています。

 HCMCは元来クメール人が住んでいた土地で、彼らは「プレイノコール=森のまち・森のある土地」と呼んでいたそうです。きっと青々とした緑に囲まれ、清い水、澄んだ空が広がる土地だったのでしょう。今ではベトナム経済の心臓部となり最新のテクノロジー、産業がこのコンクリートの森から生まれています。その最先端の技術の中からこの森に再び美しい空気が甦ることを切に願う旅となりました。その希望が「水素エネルギー」にあるのではないかと思います。

次回のコラムではクリーンエネルギーの代表格「水素エネルギー」について考えてみたいと思います。
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました。